2025.06.30【速報|サッカーJ1アルビ】稲村隼翔選手「新潟で得たすべての経験を胸に」海外移籍を前提としてチームを離れたことを発表【新潟】
海外移籍を前提としてチームを離れたことを発表した稲村隼翔選手
先ほどクラブから、ルーキーの稲村隼翔選手が海外移籍を前提とした手続きと準備のため、6月29日をもってチームを離れたことを発表しました。
稲村は、東洋大からアルビに加入した東京都出身の23歳。正確なフィードを得意とする左利きのセンターバックです。昨シーズンは特別指定選手としてプレーし、ルヴァンカップ準優勝に貢献。ルーキーとして迎えた今シーズンはここまでリーグ戦16試合に出場していました。
稲村はクラブを通じ「このたび、海外移籍することに決めました。チームが苦しい状況の中、このような決断をしてしまい、申し訳ありません。新潟で得たすべての経験を胸に、新たなチャレンジに向かいます。約2年間という短い時間でしたが、本当にありがとうございました!」とコメントを発表。
じつは29日の試合後、サポーターとのあるやりとりを明かしていました。
■稲村隼翔選手
「サポーターの方に頂いたもの。自分も勝手に家族だと思っているし、このクラブでこのスタジアムでプレーすることは誇りを持っている。すばらしいサポーターの皆さんの前でプレーすることの喜びだったり、このチームでしか味わえないと思うし、プロになってより一層幸せなことだと感じた。」
新潟から世界への活躍が期待される一方、J1残留を争うアルビにとっては痛い移籍となりそうです。