7月4日に開催される陸上の日本選手権を前に、新潟アルビレックスランニングクラブの選手が練習を公開し意気込みを語りました。

練習を公開したのは、サトウ食品新潟アルビレックスランニングクラブの5人の選手です。日本選手権は、9月に東京で開催される世界陸上の選考会も兼ねています。

注目は、新潟市北区出身で2023年の世界陸上にも出場した男子走り高跳びの長谷川直人選手(28)です。2024年の日本選手権は4位、パリオリンピック出場を逃した悔しさをバネにリベンジに燃えています。

■走り高跳び 長谷川直人選手
「メンタル的には『やってやる』というか、かなり仕上がってきている。世界陸上に向けた選考会という面でかなり気合の入った試合なので、自分自身 緊張もありつつ、かなり楽しみな気持ちが大きい。」

女子円盤投げの日本記録保持者・郡菜々佳選手(28)は、2024年の日本選手権で優勝、砲丸投げでも3連覇中です。5月に開かれたアジア選手権では、円盤投げで銅メダルを獲得し勢いに乗っています。

■円盤投げ・砲丸投げ 郡菜々佳選手
「今年は比較的シーズンインから良く、その流れを絶やすことなくここまで来れているので、日本選手権はすごく良い状態で臨めるんじゃないかと思っている。自己ベストと優勝で世界陸上に弾みをつけられるように頑張りたい。」

このほか、5月のアジア選手権で男子ハンマー投げ銀メダルを獲得した中川達斗選手(26)にも優勝の期待がかかります。
日本選手権は、7月4日から3日間、東京の国立競技場で開催されます。