2025.10.28【高校バスケ男子|ウインターカップ】3年ぶりに全国の頂点へ「開志国際」(注目校②)【新潟】
3年ぶりに全国の頂点へ
高校バスケ冬の祭典ウインターカップ2025。今週末全国への切符をかけた戦いが行われます。そこで活躍が期待される注目校をご紹介します。
きょうは『男子の開志国際』です
3年ぶりに全国の頂点を狙う開志国際。しかしこの夏インターハイ予選で4年ぶりに帝京長岡に敗れ涙をのみました。
■北村優太
「負けた時は本当に悔しくて立ち直るのも時間がかかったが、その中でチーム一丸となって一回りも二回りも成長できた」
そう話すキャプテンの北村優太。視野の広さを生かしたアシストとディフェンスが持ち味のポイントガードです。1年生からウインターカップの舞台を経験。
だからこそ最後の冬はリベンジに燃えます。
■北村優太
「本当に悔しい思いをしたので次は絶対勝ってウインターカップに良い流れで行けるように頑張る」
さらに今年の開志にはカギを握る絶対的エースがいます。それが2年生エースの高橋歩路。
U18日本代表で入りだすと止まらない3ポイントのシュートタッチは世代屈指です。
実は高橋、4月の大会で右肩を脱臼。インターハイ予選は出場することができませんでした。
■高橋歩路
「ベンチで見ていて負けた瞬間の光景は忘れてもよみがえってしまう記憶だった。帝京長岡戦にかける思いは誰よりも強い」
ケガも治り復活を遂げたエースが冬の舞台での爆発を誓います
■高橋歩路
「自分がエースという自覚を持ってチームを勝たせる責任があるので頭において試合に臨みたい」
さらに今年急成長を遂げた選手がいます。それがガードのキング太です
■キング太
「身長が165cmから(2年で)180cmになった」
成長したのは体だけではありません。これまで試合に出られない日々が続いていた中チャンスを掴み、スタメンを勝ち取るまでに成長しました。
■キング太
「けが人が出て自分がやらなければいけないときに試合にどれだけ期待に応えられるか。緊張もしたが応えられるように頑張った」
それぞれに感じる覚悟、その裏にはある言葉がありました。
■北村優太
「富樫先生が”自覚と責任”が大事だと言葉をくれた」
■富樫英樹
「最後は3年生に自覚と責任があるかどうか。自分が出なくてもみんなのことを思ってチームのためにやってくれるので3年生はきっと最後光り輝いてくれると思っている」
悔しさで芽生えた自覚と責任。最後の冬、リベンジの花を咲かせます。