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2025.07.08【高校野球|注目校⑦】春の王者 7年ぶりの聖地・甲子園へ「中越」【新潟】

【高校野球|注目校⑦】春の王者 7年ぶりの聖地・甲子園へ「中越」【新潟】
今年の中越には強力なダブルエースの存在
7月5日に開幕する夏の高校野球新潟大会。今大会の注目校や選手をシリーズでお伝えしていきます。7回目は、第1シードの『中越』です。

春の王者『中越』。夏11回の甲子園出場を誇る伝統校も、2018年以来甲子園の土を踏めていません。それでも春の北信越では、県勢が公式戦14連敗を喫していた全国の強豪・敦賀気比に勝利し、確かな自信を掴みました。

■中越 窪田優智主将(3年)
「相手が決まってどう来るのか楽しみではあるが、どんな相手が来ても自分たちがやることをやるだけだと決めていた。」

チームをまとめるキャプテンの窪田優智は、打線を牽引する不動の4番。敦賀気比戦では、スリーベースヒット2本を含む5打点と勝負強さを見せました。

■中越 窪田優智主将(3年)
「しんどくなった時にいろんな人のことを考えてエネルギーを沸かせてここまで来たので、勝っていろんな人に笑って笑顔になってもらいたい。」


さらに、今年の中越には強力なダブルエース、左のエース・雨木と右のエース・石山です。
秋にエースナンバーを背負った石山愛輝は、MAX144km/hのストレートを誇る右の本格派。春は不調に陥ったものの、夏に向けて順調に調子を上げてきました。

■中越 石山愛輝投手(3年)
「春に比べてだいぶ良くなってきているので、一番良い状態で夏に挑める。自分の結果よりチームの結果のためにしっかり投げたい。」

石山に代わり春・エースナンバーをつけた雨木天空は、制球力とキレのあるボールが武器のサウスポー。春は4試合に登板し、3試合で完投するなどスタミナ面での成長を見せました。

■中越 雨木天空投手(3年)
「力ではなく連動性を意識して投げて、いかに速く見せるかをやってきた。1点も相手に与えないで、自分が投げて甲子園に行かせたい。」

じつは2人、中学時代は同じ硬式野球チームのチームメート。

■中越 石山愛輝投手(3年)
「自分から雨木に『中越行かないか』と言ったら賛成してくれた。」

■中越 雨木天空投手(3年)
「愛輝が敵に回ると厄介なので、それなら一緒のチームに行って甲子園目指していきたいと思ったので賛成した。」

互いを認め合い、常に切磋琢磨してきた2人。
一緒に戦う最後の夏、憧れのマウンドに2人で立つことを誓います。

■中越 雨木天空投手(3年)
「甲子園に行きたいので、ダブルエースとして頑張っていきたい。」

■中越 石山愛輝投手(3年)
「お前とおれでしっかり投げてゲームをつくって甲子園行けるように頑張っていこう。」


甲子園にかける思いは選手だけではありません。
「甲子園目指して頑張ってください。」

この日、交流のある特別養護老人ホームから激励を受けた『中越』。学校創立120周年、地域の支えが力に変わっています。

■中越 窪田優智主将(3年)
「この恩を返すのは勝つことだと思うので、一生懸命戦って勝ってみなさんに良い報告ができるように頑張ります。」

■中越 本田仁哉監督
「周囲の方からの思いも例年以上に熱くなっている。近くにいてくれる存在は、本当に我々の大きな力になっている。」

歴史と共に紡いできた地域との絆。夢の結実へ、今年こそ7年ぶりの甲子園出場を叶えます。
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