2025.11.07すでに被害届を受理、重川県議が記者に暴行か「首は締めていない」本人は否定:新潟日報社が公表【新潟】
重川県議は「首は締めていない」と否定
新潟日報社は、30代の男性記者が重川隆広県議会議員から暴行を受けたとして警察に被害届を提出し、受理されたと公表しました。重川県議は「首は締めていない」と否定しています。
新潟日報社によると、10月9日、30代の男性記者が県議会庁舎内で重川県議とは別の県議を探していて、1階の会議室内から話し声が聞こえたためドアに近づいて耳をそばだてていたところ、部屋から出てきた重川県議に「何をしているんだ」と2度に渡って数秒間首を締められたということです。この記者は「頸部の挫傷で約10日間の加療」と診断を受けました。10月23日に警察に被害届を提出し、受理されています。
新潟日報社は、「報道の自由を侵害する行為であり、暴力を用いることは看過できない」とし、重川県議に抗議文を出す考えです。
その重川県議は6日に報道陣の取材に応じ、当時の経緯を説明。首は締めておらず、記者の体を押すことはあったが通路を確保するための正当防衛だとして暴行を否定しました。
今回の報道内容には多くの誤りがあるとして、弁護士と相談の上、適切に対応していくとしています。