2025.11.14わなにかかった体長1.2mのクマ、市が「緊急銃猟」おりで暴れる様子も【新潟・胎内市】
近隣住民に危害を加える恐れがあるとして「緊急銃猟」
相次ぐクマ被害で連日の『緊急銃猟』です。14日朝、胎内市でわなにかかったクマが見つかり、人に危害を及ぼす可能性があるとして市が『緊急銃猟』を行い駆除しました。
檻の中に入っている1頭のクマ。
14日午前7時30分ごろ、胎内市下赤谷の空き地でわなにかかっている体長1m20cmのクマを住民が見つけ、市役所に通報しました。
■クマを見た近隣住民
「発見者と3人で見たとき写真を撮っていたが、クマはうつ伏せになって小さくなって疲れ果てて、静かになっているというかうずくまっていました。」
約30分後に市役所の職員などがかけつけたときは、おりで暴れる様子もあったということです。
市長の代理で現場を指揮していた市の責任者が、近隣住民に危害を加える恐れがあるとして午前9時すぎに『緊急銃猟』を指示し駆除しました。
県内の『緊急銃猟』は6例目です。現場近くでは、11月11日に子グマ2頭が目撃されていました。
■クマを目撃し撮影
「ギンナンをあさっていました。床から地面から取って、木を登り始めて、それで枝からギンナンを取っていました。それでその日に通報して(今回の)わなをはってもらった。」
県は、引きつづき【クマ出没特別警報】を出して警戒を呼びかけています。