2025.10.17クマの目撃情報が去年の2倍以上…妙高市の全小・中学生約1900個「クマよけの鈴」配布【新潟】
妙高市は市内すべての小・中学校と特別支援学校に子どもたち全員に配布
県内でクマによるケガ人が相次ぐなか、妙高市では小・中学生全員に『クマよけの鈴』が配られました。
温泉街やスキー場などに近い妙高高原小学校で、下校前の児童に配られたのは『クマよけの鈴』です。妙高市ではクマの目撃情報が70件以上と、2024年の同じ時期の2倍以上になっています。
県内では、クマによるケガ人が11人にのぼり過去最多のペースとなっていることから、妙高市は市内すべての小・中学校と特別支援学校に子どもたち全員分の鈴 約1900個を配りました。
■1年生
「(Q.鈴はどんな音?)チリンチリン。」
■6年生
「鈴の音がだいぶ出るし、最近クマが出ているのでもらえて良かった。なるべく1人で動かず集団で動く。クマが出たところは通らないようにしている。」
■妙高市教育委員会 丸山豊こども教育課長
「小さい子どもは心配なので、市としても安全第一で今回鈴を配布した。通学以外でも外へ遊びに出たときにも使えるし、校外学習もあるので多く使ってもらって身の安全を確保してほしい。」
クマは、朝や夕方の登下校の時間帯に行動が活発になるため、市は鈴の着用を呼びかけています。