2025.07.03パチンコ店などを手がける光商事とグループ会社が自己破産を申請 2社合計で約10億円の負債【新潟】
光商事(株)と(有)東英ハウジングが自己破産を申請
パチンコ店などを手がける柏崎市の「光商事(株)」とそのグループ会社が自己破産を申請したことがわかりました。
民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、柏崎市の光商事(株)はパチンコ店を目的として1962年に創業し、1970年に愛知県豊橋市で法人改組された業者で1980年に実質本店を柏崎市に移転しました。その後、東京都内にも出店するなど事業を拡大し、2002年8月期の年収入高は約59億円を計上していたということです。
しかし、規制強化や競合により不採算となり2021年8月にパチンコ店「夢パラダイス」を閉店し、パチンコ事業から撤退。その後、ゲームセンターや複合カフェをオープンしたものの、いずれも2024年に閉店しました。過去からの借入金は多額で、資産の一部を売却するなど借入金の削減を進めてきましたが先行きの見通しが立たず、グループ会社の(有)東英ハウジングとともに今回の措置となりました。
負債は、光商事(株)が約6億3000万円、(有)東英ハウジングが約3億7000万円、2社合計で約10億円だということです。