2025.09.09ピークは何時ごろ?10日は再び「警報級の大雨」の可能性【気象予報士が解説|新潟】
予想される24時間降水量
9日(火)昼間は日差しが届いてムシ暑くなり、真夏並みの暑さが復活したところがありました。最高気温は、新潟市秋葉区や長岡市で32℃まで上がったほか、広い範囲で30℃以上の真夏日になりました。
一方、午後はだんだん雲が厚くなり、この時間は雨の降っているところがあります。
◆現在の雨雲の様子
9日(火)夜このあとも所々で雨雲が湧いてきそうです。上越・中越では雷雨になるところもありそうなため、落雷や突風にも注意ください。
そして、10日(水)は広く雨が降り大雨となるところもありそうです。
◆10日(水)午前9時の予想天気図
秋雨前線が折れ曲がっているあたりに小さな低気圧が発生し、次第に県内に近づいてくるでしょう。このため遅い時間になるほど雨の降り方が強まりそうです。
また、風が強まるところもあるため横殴りの雨に注意が必要です。
◆10日(水)の雨雲の動き
朝6時はスッキリしない天気で、上越や中越を中心ににわか雨があるでしょう。時間を進めると、昼ごろまでは雨の範囲が広くないものの、午後3時ごろには全県的に雨となりそうです。
ただ、雨のピークはこのあとで、夕方~夜にかけては所々で激しい雨が降るでしょう。夜遅くも下越ではカミナリを伴って、雨脚が強まるところがありそうです。
◆予想される24時間降水量
10日(水)夕方までに、上・中・下越で50mm、佐渡で30mmです。
さらに、その後11日(木)夕方までに、上・中・下越では60mmの雨の降るところがあるでしょう。雨雲が停滞したり、予想より発達した場合には【警報級の大雨】になる可能性があります。
10日(水)午後~11日(木)にかけて、土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒が必要です。
また、10日(水)午後は短時間でドっと降る大雨のところがありそうなため、帰宅時間帯などは道路の冠水にも十分に注意をしてください。