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2026.03.31ホルムズ海峡封鎖1カ月 医療器具に影響は?現場は危機感【新潟】

ホルムズ海峡封鎖1カ月 医療器具に影響は?現場は危機感【新潟】
医療器具の価格上昇で病院の負担が大きくなるおそれも
中東情勢の悪化により、プラスチック製品などの原料「ナフサ」の供給に不安が広がっています。
政府は、直ちに供給が滞ることはないと説明していますが、プラスチック製の医療器具を使う県内の医療関係者は事態の長期化を心配しています。

上越市の塚田こども医院。

■塚田こども医院 塚田次郎 院長
「私たちが使っている医療器具のかなりのものがナフサ由来だと思う。」

原油を精製して作られるナフサはプラスチック製品の原料で、注射器やゴム手袋など多くの医療器具に使われています。

ホルムズ海峡の事実上の封鎖から約1ヵ月。プラスチックを含む石油製品の供給が不安視される中、木原官房長官は3月30日の会見で医療器具などについて「直ちに需給上の問題は生じない」と強調しました。

■木原稔 官房長官
「国内の医療活動が停滞しないように異なるサプライチェーンの間での石油製品の融通支援など安定供給を図る体制を立ち上げた。医療関係向けにつきましても直ちに需給上の問題は生じておりません。」

木原官房長官はナフサを原料とする製品は国内需要の約2ヵ月分の在庫がありアメリカなどからの輸入と国内での精製により、さらに2ヵ月分程度確保できると説明しました。

塚田こども医院ではいまのところ医療器具の確保に支障はきたしていませんが、先行きには不安も感じているといいます。

■塚田こども医院 塚田次郎 院長
「今は1ヵ月分は十分あるはず。こういった検査の試薬も足りなくなる可能性はある、個々のいつどのくらいになるかは分からない。」

通常、在庫は1ヵ月分用意しますが、今後は多めに確保する予定だということです。ナフサが不足した場合、医療器具の価格が数割程度高くなる可能性もあり、病院の負担が大きくなるおそれもあります。

■塚田こども医院 塚田次郎 院長
「診療報酬は定額で決まっているので、医療用品がだんだん値上がりしていくのは医療報酬から必要な分を出すわけで経営の点でも困ったことになる。」

懸念しているのは事態の長期化です。

■塚田こども医院 塚田次郎 院長
「3ヵ月4ヵ月先のことが分からない。これが長期化することによってサプライチェーンの供給網が遮断されることもありうる、そこも十分考えないといけない。」
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