2025.09.25亀田製菓がコメ作り研修「新米社員」が稲刈りに挑戦【新潟】
稲刈りに挑戦する新入社員
新潟市に本社を置く米菓メーカー『亀田製菓』の新入社員が稲刈りに挑戦し、生産者からコメ作りの現状について学びました。
田んぼに集まったのは、今年春に亀田製菓に入社した42人の〝新米社員たち〟。25日は、生産者の指導のもと鎌を使って刈りました。
■新入社員(工場勤務)
「作るという重みがひとつひとつ実感できたのでよかった。」
■新入社員(営業)
「仲良かったのでみんなで協力してやりました。仕事は1人でできるものではないと思うので、これから助け合いながら働けたらと思います。」
亀田製菓は2025年2月、地域農業との連携や持続可能なコメの調達を目的に地元のコメ農家と共同出資して合同会社を設立していて、今年から新入社員研修で米づくりを取り入れました。
■亀田製菓購買部 五十嵐晃部長
「お米を作るチャンスってたぶん学校で経験したぐらいで、イチからコメ作りに関われるチャンスをせっかく合同会社を立ち上げたので、ここから始めていけたらなと。」
稲刈りを終えた新入社員たちは、生産者から農家の高齢化で離農者が増加している現状を学びました。
■新入社員
「未来の担い手がいないのは、亀田製菓としても大きな問題になるのではないかと思う。これからもう少し農業に対して関心を向けて勉強していきたい。」
亀田製菓は、2026年も新入社員研修で米づくりを取り入れる予定です。