2025.06.18人工衛星・AIを活用「稲作DX研修会」JAが本格導入【新潟】
リアルタイムでイネの生育状況を確認
デジタル技術を活用した農業の普及が進んでいます。JAが、長岡市で人工衛星などを使った栽培管理システムの研修会を開きました。
JAの職員や生産者が参加して開かれた『稲作DX研修会』。JAえちご中越が、今年度から本格導入した栽培管理システム『ザルビオフィールドマネージャー』の活用について説明がありました。
『ザルビオ』は、AIと自動更新の衛星画像データを活用することで、リアルタイムでイネの生育状況を確認できるシステムです。導入により管理作業の効率化のほか、生育状況に応じて肥料の量を区画ごとに調整する可変施肥が可能になります。
■JAえちご中越 長谷川貴宏さん
「生産者としてはだんだん面積が集まってきていて、圃場(ほじょう)管理・水回りが今までよりも難しくなってくる。この技術で対応できる部分があると思うので、ぜひ活用していただきたい。」
管内では、現在84の生産者が『ザルビオ』を導入しているということです。