2025.11.04約2週間かけて約63万羽すべてを殺処分「鳥インフルエンザ」今シーズン県内初確認【新潟・胎内市】
2週間ほどかけてすべて殺処分
県は、胎内市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの『陽性』が確認されたと発表しました。4日朝から職員らが殺処分を始めています。
4日午前11時ごろ、胎内市の養鶏場では防護服を着た作業員の姿がありました。県は3日に養鶏場から通報を受け遺伝子検査を実施、4日に『陽性』が確認されました。
この養鶏場で飼育されている約63万羽は2週間ほどかけてすべて殺処分されます。県内で鳥インフルエンザが確認されたのは今シーズン初めてで、全国では3例目です。胎内市では、2023年に2件・2024年は1件 鳥インフルエンザが確認されているということです。
■近隣住民
「(県から)いくら対策をとっても防ぎようがないと言われた。こういうことは起きるんだなとなんとなくわかった。」
県は、「卵や肉を食べることで人が鳥インフルエンザに感染したことは国内で報告されていない」として、冷静な対応を呼びかけています。