県警は、事件捜査で重要な犯人の似顔絵を作成する研修会を開きました。

研修会には、警察官52人が参加しました。似顔絵歴32年のベテラン警察官らの指導の下、参加者は作画に挑戦。目撃者役から輪郭や目の形など細かな特徴を聞き、似顔絵を描きました。

■県警本部鑑識課 板垣奈々実さん
「(被害者など)動揺している人たちから話を聞くことが多いので、できるだけ相手に負担をかけないように聞き取る。相手が思っていることを自分が上手に紙に描き出せるよう意識して描いた。」

県警によると、2024年に作成された似顔絵は87件で、そのうち7件が迅速な捜査に役立ったということです。