2025.11.05住宅街に現れたクマを放水で捕獲、一時はこうちゃく状態に【新潟・魚沼市】
魚沼市七日市の住宅街でクマ1頭を捕獲
5日午前、魚沼市の住宅街でクマ1頭が目撃されました。市の職員や消防などが駆けつけ花火で威嚇した後に、放水によりクマを捕獲しました。
田んぼを徘徊する1頭のクマ。5日午前9時前に魚沼市七日市で撮影された映像です。その30分ほど前、近隣の会社の従業員から「民家の敷地内に体長50cmのクマを目撃した」と警察に通報がありました。
■魚沼市の職員
「この木に登っていたんですけど、ここから降りてきて走ってきて(正面の)木に登って、膠着(こうちゃく)状態が続いた。」
警察や消防・市の職員、さらに猟友会が駆けつけクマの周りを取り囲みました。
市の職員が花火で威嚇しましたが、それでもクマは降りてきません。今度は消防が放水をすることになりました。
そして、午前11時前-
■魚沼市の職員
「最終的には消防のポンプ車がきてくれて、放水で降ろしたところ捕獲した。」
捕獲後、地元の猟友会がその場で駆除したということです。現場は、魚沼市役所から2kmほど離れた魚沼市七日市の住宅街です。市によると、4日も近くで体長50cmほどのクマが目撃されていました。
■近隣住民
「こんな民家に来るなんてびっくり、信じられない。」
■近くで働く人
「捕獲されてよかったなと思っています。」
県内ではクマの目撃が過去最多となっていて、県は【クマ出没特別警報】を出して最大限の警戒を呼びかけています。
また、南魚沼市長崎では午後4時半すぎに、住民から「民家2階のベランダに体長50cmのクマ1頭がいる」と警察に通報がありました。南魚沼警察署と市は連携して注意を呼びかけています。