2025.10.31倉庫内にクマが・・・県内2例目の「緊急猟銃」約5時間後に捕獲【新潟・阿賀野市】
										
									建物内に体長約50cmのクマが閉じこもる
										
				県内で2例目の『緊急銃猟』です。31日午前10時すぎ、阿賀野市の建設会社の建物内に体長約50cmのクマが閉じこもりました。
約5時間後に緊急銃猟が実施され、捕獲されました。
住宅近くの庭を歩くクマ。阿賀野市新保で撮影されたものです。
この数分後、近くの建設会社の倉庫に侵入しました。午前10時ごろ、建設会社の社員から「体長約0.5mのクマを目撃した」と110番通報がありました。建物は3階建てで、クマは1・2階の倉庫部分に閉じこもったということです。
■渡辺建設 渡辺政利社長
「最初見たときは前の家の庭で騒いでいた、散歩していた。畑に移動して畑からまっすぐシャッター開いていたので、突き抜けて今この状態。」
当時、3階のオフィスには社員4人がいましたが、いずれも別の出口から逃げたためケガ人はいません。
倉庫はシャッターを下ろし閉鎖され、警察は付近の住民に建物から出ないよう呼びかけていました。
クマが倉庫に入ってから約5時間後-
■入澤芽生記者
「いま、猟友会の方が建物の中に入っていきます。まもなく緊急銃猟が実施されます。」
午後3時に緊急銃猟の許可が阿賀野市長かか下りると、その15分後に猟友会が倉庫に突入。
麻酔銃2発を打ち、午後3時20分にクマを捕獲しました。
■阿賀野市の担当者
「棚の上から撃ち手が、(クマが)エンジンポンプの奥にいたので撃った。しばらく効かないで、もう1発はしごから撃った。」
今回確保されたクマは子グマとみられており、阿賀野市は引き続き注意喚起をしていくとしています。