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2026年07月30日(木)本日の番組表

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2026.07.30再建に課題「神社はコミュニティー」被災で鳥居が傾いた神社のいま:能登半島地震から約2年半【新潟】

再建に課題「神社はコミュニティー」被災で鳥居が傾いた神社のいま:能登半島地震から約2年半【新潟】
いまだに爪痕が残されたまま・・・善久地区の白山神社
能登半島地震の復興をめぐっては、被災地域にある『神社』の再建もさまざまな課題に直面しています。地域の人々のよりどころとなる神社をどう立て直し、守るのか。新潟市西区のケースを取材しました。

能登半島地震で液状化の被害が広がった新潟市西区の善久地区。いまだに爪痕が残されたままです。

■記者
「地震の影響で鳥居が傾き、片方の足が地面に埋まってしまっています。」

明治時代の創建と伝えられる善久地区の白山神社。地震のあと、倒壊のおそれがあった鳥居は100万円ほどの費用をかけて撤去しました。現在も再建は果たせていません。

■総代 阿部利男さん
「(地盤が)沈んだのか膨らんだのか分からないが、基礎がやられている。」

近くに住む阿部利男さん。約100人いる氏子の総代です。本殿も基礎が傾くなどの被害を受けましたが、いまだ手つかずのままです。

■総代 阿部利男さん
「(修繕費は)高くないと思っていたが、見積もりを取るとびっくりした。直すのに1000万円かかる。」

本殿の中へお参りして奥へ。

■総代 阿部利男さん
「(本殿は)明治時代にできたもの。それから本殿だけは大事にして素晴らしい造りになっている。当時、氏子は30軒くらいだったが皆さんよくお金を出してつくったなと思う。」

創建当時は、本殿だけだった神社も氏子が費用を出し合って拝殿や鳥居を建て、時間をかけて整えてきました。

■総代 阿部利男さん
「私はここで生まれ育ったので神社があって当たり前。金を出すのも当たり前と思っていたが、今の時代はそうはいかない。金が集まらなければ『神社じまい』をしなければいけない。時代の流れかなと思っていた。」

手元には、積み立ててきた200万円と神社庁などからの見舞金500万円がありましたが、本殿と鳥居の修繕費用は約1200万円。500万円ほど足りません。

■総代 阿部利男さん
「(住民には)色々な意見があって『大被害を受け募金は無理』『自分の家より神社が大事』など、迷いながらの判断だった。」

阿部さんは4月、氏子と近隣住民約550世帯に向けて募金を呼びかけ、300世帯あまりから約220万円が寄せられました。

■総代 阿部利男さん
「(募金活動で)みんなで協力する重要性をしみじみ感じた。300万円足りないが本殿を修復し、後から鳥居を再建する。『神社だけはやめられない』という強い意見もちょうだいしたので。」

敷地内には公民館があり、年間50万円の借地料を受け取っています。足りない分はその積み立てから賄う考えです。

地域の神社を守り続ける意義とは-

■総代 阿部利男さん
「神社はコミュニティー、人のつながりができるコミュニティーだと思う。」

毎年恒例だった祭り・・・子どもたちの元気な声が境内に響いていました。しかし、新型コロナウイルスの拡大をきっかけに中止となり再開されていません。いまこそ祭りを再開させたい。阿部さんはそう考えています。

■総代 阿部利男さん
「子ども神輿(みこし)には、子どもたちが喜んで参加していた。夜店も出していた。これから再開を考えていかなければならない。」

阿部さんは本殿の修繕を年内に実施し、2027年夏には祭りのにぎわいを取り戻したいと考えています。
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