2025.06.30再稼働に関する「公聴会」初の開催、顔を出した公述人は半数【新潟】
再稼働に関する「公聴会」初の開催
柏崎刈羽原発の再稼働について、県民の意見を聞く『公聴会』が初めて開かれました。公聴会は、花角知事が再稼働を判断するプロセスのひとつとしています。
29日は柏崎市と刈羽村の住民らが対象で、公述人18人のうち欠席の2人を除く16人が意見を述べましたが、顔を出して話した人は8人にとどまり、氏名を公表した人はいませんでした。
■県トラック協会推薦70代(再稼働賛成)
「自然エネルギーでリスクもなく、これをふんだんに使って発電できるのであれば一番良いと思う。しかし、現実は非常に厳しい。(柏崎刈羽原発を)みすみすこの先も生かさない手はない。」
■看護職50代(再稼働反対)
「再稼働を選ぶことは、命や暮らし・ライフラインを守っている県内事業所が苦しむことをも容認することです。原発が止まっている状態でのトラブルや事故時の避難計画に絞り込んでいくべきだと思います。」
公聴会は、8月末までにあと4回の開催を予定しています。