2026.01.05再稼働を目前に控える柏崎刈羽原子力発電所 花角知事が年頭のあいさつ「理解してもらえる努力をしていかないといけない」【新潟】
花角知事
柏崎刈羽原発6号機について東電は、今月20日に再稼働させる予定です。年頭の会見で花角知事は、国や東電が進めてきた安全対策は、県民に伝わっていない話し、県民の理解を得る取り組みが必要との認識を示しました。
午前10時、職員らを前にした年頭あいさつに臨んだ花角知事。人口減少への対応や県内経済の活性化に向けた政策や事業に取り組んでもらいたいと話しました。
■花角知事
「様々な課題に今年はスピード感をもって午年でございますので馬が駆けるようにスピード感をもって迅速に対応していただきたいと思っている」
幹部職員らが集まった庁議では「前例にとらわれず柔軟な発想で果敢に挑戦してほしい」と述べました。
そして、再稼働を目前に控える東京電力・柏崎刈羽原発の2026年は…
去年11月に知事が容認を表明。以降、動きは一気に加速し、東電は、今月20日に6号機を再稼働させる予定です。県民意識調査で再稼働への不安が浮き彫りになった中、県民の理解を得る取り組みが求められます。
◆花角知事
「本当に正直、国や東電が進めてきた安全対策は(県民に)伝わっていない。重大事態が起きた場合にどう一人一人の住民が対応したらいいのか理解してもらえるように市町村・県、もちろん国もそうだが一体となって理解してもらえる努力をしていかないといけない」
そのうえで、避難路や避難所の整備は迅速に進めたいと述べました。
一方、原発を動かす当事者は…
◆東京電力HD小早川智明社長
「当社の原点は福島第一原発事故の反省と教訓にある」
福島第一原発で年頭のあいさつに立った、東電の小早川社長。柏崎刈羽原発の再稼働は、「ゴールではなくスタートライン」だと強調しました。
◆東京電力HD小早川智明社長
「(6号機は)14年以上動いていないため不具合が起こることも想定される。2度とあのような事故を起こさないという強い決意のもと、発電所の安全に対して謙虚で誠実に行動と実績で示していこう」
2011年の事故以来、東電の原発として初めての再稼働となる柏崎刈羽原発。
私たち県民にも、万が一の事態に備えた準備が求められそうです。