2025.07.25医師不足地域でも専門医が診察「オンライン診療」新潟大学が遠隔地医療の充実へ【新潟】
すでに一部の県立病院などで試験的に導入
新潟大学は、オンライン診療を拡充し、遠隔地でも専門医の診察が受けられる新たな取り組みを開始しました。
新たに始めたシステムは、新潟大学の医師が遠隔地の病院にいる患者の状態を現地の医師や看護師とともにオンラインで診察します。医師が少ない地域でも専門医による診察を受けられるほか、医師にとっても遠隔地への移動の負担が軽減されるメリットがあります。
また、訪問看護に携わる看護師などと連携し、在宅診療のオンライン化も進める方針です。
■新潟大学 染矢俊幸副学長
「まず新潟市に豊富にいる医師、周辺部の医療機関をサポートする仕組みをつくる。技術を活用しながら、新潟県としてサポートをしていくことも可能になります。」
すでに一部の県立病院などで試験的に導入していて、すべての県立病院への展開を目指します。