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2024.03.28原発再稼働をめぐり市長と住民の懇談会 メリットと避難体制は【新潟】

原発再稼働をめぐり市長と住民の懇談会 メリットと避難体制は【新潟】
原発再稼働巡り市長と住民の懇談会
柏崎刈羽原発の再稼働をめぐる動きが活発になる中、立地自治体のひとつ柏崎市の桜井市長が再稼働について市民と対話する懇談会が開かれました。参加者からは事故発生時の避難などに関して質問が相次ぎました。

27日夜に開かれた懇談会は、原発から5km圏内にある柏崎市の松波地区や、荒浜地区な℃を対象に開催されました。
桜井市長は44人の市民を前に、改めてエネルギー供給の安定や経済効果などのメリットを挙げ「再稼働には意義がある」と自身の考えを示しました。
質疑応答では事故発生時の避難について質問が相次ぎました。

■住民
「市長は予算付けができればいいというお考えですか。わたしはそうじゃなくて予算がついて道路ができて逃げられますよという準備が整って初めて再稼働ではないかと。」
■桜井雅浩市長
「厳密にいえばおっしゃる通りです。予算付けができても実効性ある避難とは言えないと、国も道路の整備対して真摯に受け止めて動き始めてくださっているというのも事実であるということでご理解賜るしかございません。」

焦点になっている再稼働への地元同意についても質問があがりました。
柏崎市議会は商工会議所などが提出した早期再稼働を求める請願を採択しています。

■桜井雅浩市長
「議会の採択は地元理解の一番大事な1ピースであるしかしそこでは拾いきれなかった意見もあるので、みなさまから色んな意見をお伺いしながら再稼働の意義を認める立場ですのでそういった旨で返事をしたい。」

■住民
「本当の本心で住民が考えていく材料がなかった。数字がとにかくいっぱい。私たち住民の命を守れるのかな。」
「道路整備の話も国とだいぶ話を進めているということで近いうちにその話ができるときいて少しは安心しました。」

終了後、桜井市長は「具体的な質問や提言があり非常に意義があった」と話しました。
市長との懇談会は今後も市内10カ所で開催予定です。
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