2025.06.30地元が県に要望書「県立妙高病院の維持」インバウンドによる需要増も訴え【新潟・妙高市】
『県立妙高病院』の機能を維持するよう要望書を提出
県立病院の再編が検討される中、妙高市は県に対して『県立妙高病院』の機能を維持するよう要望書を提出しました。
要望書は、30日に妙高市の城戸市長らが県病院局の金井局長に手渡しました。この中では、県立妙高病院の病床数の適正化や外来診療科目の維持のほか、老朽化した病院設備の適正な規模での整備も求めています。
■妙高市 城戸陽二市長
「どこに住んでいても等しく医療を受けることをしていかないといけないと思っているので、県立妙高病院を適正な規模で維持していただきたいと要望した。」
また、大規模リゾート開発が計画されていることから、インバウンドにより医療需要の増加が見込めるとしています。
■妙高市 城戸陽二市長
「(県病院局に)地域の実情はよく理解していただいている。これからのインバウンドについても理解していただいた。」
県立病院は、昨年度の決算で赤字額が過去最大の46億円となり、抜本的な再編が検討されています。