2025.09.09大雨の爪痕「道路が川のように」住宅の泥…撤去作業に追われる【新潟・新発田市】
川の一部が崩れ、収穫間近の田んぼに水が...
8日、大雨に見舞われた新発田市では、住民が泥の撤去作業などに追われました。新発田市の横岡地区には、一日以上が経っても大雨の爪痕が残されていました。
■被害を受けた住民
「ここがずっと流れて、川になって。」
こちらは、8日午前8時半ごろの映像-
近くの川からあふれた水が、川のようになって道路を流れているのが分かります。
■被害を受けた住民
「家の方には入ってこなかったので、作業小屋だけだったのでなんとか。」
作業小屋に水が流れ込み、9日朝まで泥の撤去作業に追われました。
■被害を受けた住民
「人間の手で集められる泥はわずか。とても重いし力が足りません。」
新発田市貝屋地区、午後2時すぎ―
■白井希咲記者
「新発田市の貝屋地区にある川。こちらの川は本来まっすぐ流れるところを、昨日の雨の影響で左側に大きく流れ、田んぼに浸水する被害があったということです。」
川の一部が崩れ、あふれた水は収穫を間近に控えた田んぼに流れ込みました。土のうを積むなど作業が進められましたが、復旧までには1週間ほどかかる見通しです。
■作業員
「(被害を見たとき)やばいと思ったけれど、(農家から)今週末に収穫したいという話だったので、なんとかそれまでには水を止めたい。」
新発田市では、14軒の建物で床下浸水が確認されています。