2026.07.09学童保育「育休世帯」も対象に 新潟市「受け入れ準備を進める」【新潟】
こども家庭庁が「育休世帯」も学童保育を利用できると通知
自治体によっては対象外とされていた育休世帯の学童保育について、こども家庭庁は6月に育休世帯も対象との通知を出しました。原則対象外としていた新潟市では受け入れに向けて準備を進めています。
カードゲームやブロックで遊ぶ子どもたち。新潟市江南区にある放課後児童クラブ『曽野木ひまわりクラブ』です。放課後児童クラブは昼間、仕事などで保護者のいない家庭の小学生を対象に放課後や長期休みに安全な生活の場などを提供することを目的に運営しています。こちらのクラブでは、一部の期間を除き午後6時半まで開設していて、1年生から6年生までの134人が在籍しています。
■小学3年生
「最初勉強してホールと静か遊びと本読みに別れて遊んで、次おやつ食べて下に行く。」
■小学6年生
「本読んだり塗り絵もしたりブロックで遊んだりして楽しい。」
■保護者
「仕事の日は預けていて、だいたい週4日くらい。うちは夫と私の実家は遠いので、学童がないとひまわりがないと働けない。」
■保護者
「夏休みもこれからあるので、働いているとこういう場所があるのは助かる。」
新潟市内には民間含め115のクラブがあり、少子化が進むなか共働き世帯が増えているため利用者は年々増加傾向だということです。しかし、育休世帯の場合は利用できないと一律でルールを設ける自治体もあります。学童保育は、児童福祉法に基づき「保護者が労働等により昼間家庭にいない」児童を対象としていて、新潟市はクラブの入会基準で「保護者が育児休業中の場合」については定義せず、原則対象外となっていました。
■新潟市こども政策課 池田文明課長
「(育休世帯は)昼間自宅にいらっしゃるということで受け入れの対象外にしていた。」
市はこれまで『育休世帯』の申請には個別の相談に応じていて、2025年度は育休世帯の児童5人を受け入れたということです。
■新潟市こども政策課 池田文明課長
「育休中であっても、子どもの育児に支障が生じる場合や家庭でお困りの状況があると認められる場合、これまでも柔軟に対応して入会を認めてきた。」
そして、6月末には一部報道を受け、こども家庭庁から『育休世帯』も学童保育が利用できると通知が出されました。
■新潟市こども政策課 池田文明課長
「新聞報道で育休に関する国の見解を初めて知った。今後は希望される育休中の家庭の子どもも受け入れられるよう準備を進めていきたい。」
今後は、入会基準の項目に『育休』が追加される予定だということです。
■新潟市こども政策課 池田文明課長
「(今までは)特別な事情がないと入会できなかったが、今後は希望される育休世帯の子どもも預かれるようになる。お父さんお母さんの子育ての役に立てれば。」