2025.11.20寒冷前線が県内付近通過で大気の状態不安定、竜巻・ひょうなどに注意【気象予報士が解説|新潟】
今後の天気の移り変わり
20日(木)は、広く日差しが届いて厳しい寒さが和らぎました。最高気温は新潟市中央区は14.1℃、長岡市で13.2℃など昨日より7℃前後高いところが多くなりました。
さて、21日(金)は次第に雨の範囲が広がりそうです。
◆21日(金)午前9時の予想天気図
寒冷前線が県内付近を通過するため、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。県内は各地とも雨の降る時間があり、カミナリを伴い降り方の強まるところもありそうです。
◆今後の天気の移り変わり
20日(木)夜9時の上・中・下越は広く晴れますが、佐渡は雨が降りやく雷雨のところもありそうです。
時間を進めると夜間に下越も雨が降り出し、21日(金)朝は下越・佐渡は雨や雷雨となりそうです。そして、日中は雨の範囲が広がり、午後は上・中越でも天気が崩れるでしょう。
夜は全県的に雨が降りそうです。とくに前線が通過する日中は所々で雨脚が強まるでしょう。
21日(金)は雷雨になるところもありそうです。
◆21日(金)朝8時のカミナリが発生する確率
下越・佐渡では発雷確率が高くなっています。
そして、積乱雲が発達しやすいエリアは日中~夜にかけてゆっくり南に下がる見込みで、21日(金)夜8時には中越も範囲となってきます。
このように、21日(金)は広い範囲で積乱雲が発達する可能性がありますので、落雷や竜巻などの激しい突風・ひょうなどに十分な注意が必要です。
◆21日(金)の予想最高気温
山沿いも含めて15℃前後の予想で、今日と同じくらいかやや高くなるでしょう。
ただ、21日(金)は日差しが届かないので、気温の数字よりも空気が冷たく感じられそうです。
雨対策と寒さ対策をしっかりとしましょう。