小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、県内で2人から県に相談が寄せられていたことがわかりました。2人とも入院はしていないということです。

紅麹を含む健康食品をめぐる健康被害の発覚を受けて、小林製薬の本社がある大阪市は、4つの製品の回収命令を出しています。
対象製品と健康被害との関連性は明らかになっていないものの、県は持っている人に対して、直ちに摂取を中止し、身体に異常がある場合は、医療機関を受診するか最寄りの保健所に相談するよう呼びかけていました。
県によりますとこれまでに3月27.28日に、回収命令の対象となっている「紅麹コレステヘルプ」との関連が疑われる健康被害の相談が2人から県内の保健所に寄せられたということです。
2人はいずれも入院はしていません。