2025.07.31新潟市の液状化対策検討会議「地下水位低下工法」を採用、場所に応じた対応が必要の声も【新潟】
8月2日から始まる住民説明会で工法などについて説明
能登半島地震で被害を受けた新潟市の液状化対策工事について、市の対策検討会議は地下水を排出し水位を下げる『地下水位低下工法』を採用する方針を決めました。
30日、新潟市の液状化対策検討会議が開かれ、市から委託を受けた業者から液状化対策の工事方法について地下水を排出し水位を下げる『地下水位低下工法』が適切であることが報告されました。専門家からは異論は出ませんでしたが、場所に応じた対応が必要との声が上がりました。
■新潟市液状化対策検討会議 大塚悟座長
「旧河道であるのか、もしくは傾斜地のような場所であるのか、そういった特性にあわせて検討することになる。」
新潟市は、8月2日から始まる住民説明会で工法などについて説明し、2025年秋ごろから希望するエリアの募集を始める予定です。