80年前に広島への原爆投下で焼け残った「被爆ピアノ」の音色を新潟市の中学生が体感しました。

新潟市東区の藤見中学校で開かれたコンサート。80年前、爆心地から約3㎞の民家で被爆したピアノを、事前に希望した2人が演奏しました。広島市の調律師・矢川光則さんは、持ち主や遺族から託された被爆ピアノを通じて平和を願う活動を全国各地で続けています。

■ピアノを演奏した中学2年生
「被爆したときの辛い気持ちとかが入っているのかなっていうような、違うんだなっていうのは感じた。」

■中学3年生
「社会の授業で原子爆弾について学習したり、自分でまとめたりした。やっぱそこ(学習)からは感じ取れない戦争の悲惨さが音色から感じ取れた。」

被爆ピアノは、県内各地の小中学校などをまわりコンサートが開かれます。