2025.09.20新潟空港の滑走路を逸脱 航空自衛隊の救難探索機 約13時間後にクレーンでつり上げ機体撤去【新潟】
クレーンでつり上げられる機体 20日午前1時ごろ
19日、新潟空港で着陸時に滑走路を逸脱した航空自衛隊の救難捜索機が、約13時間後の20日午前1時すぎに撤去されました。
逸脱の影響で閉鎖されていた滑走路は19日午後3時41分に全て解除されましたが、機体は現場に残されていました。19日午後10時半ごろ、機体のそばにクレーン車が横付けされると、2台が連携してつり上げ、3時間ほどかけて機体を大型のトレーラーに載せました。
19日午前11時50分ごろ、新潟空港のB滑走路に着陸しようとした航空自衛隊の救難捜索機が滑走路から大きく逸脱して止まりました。機体は新潟分屯基地所属のU-125Aで、訓練飛行を終えて新潟空港に戻るところでした。乗っていた5人の隊員にケガはありませんでした。逸脱の様子をカメラで撮影した人は「怖かった。炎上しないか心配だった。」と話しました。機体が逸脱した影響で、民間の航空機に欠航などが出て、多くの乗客が足止めに遭いました。
航空自衛隊が逸脱の原因などを調べています。