2026.05.07新米の価格設定「金額が不安定のなかで決めにくい」農家が対応に苦慮【新潟・南魚沼市】
直接種をまく「直播(ちょくは)」広がる
県内で田植えが進むなか、農家の負担軽減につながる新たなコメ作りが進められています。また、コメの価格は下落傾向が続いていて、農家は今年の新米の価格設定に苦慮しています。
南魚沼市でコシヒカリや新之助を作る桑原真吾さん(39)。今年は42haでコメを栽培します。6日、重しとなる鉄粉をコーティングした『コシヒカリの種』を直接まきました。「直播(ちょくは)」と呼ばれる方法で、桑原さんは10年ほど前から取り入れています。
■桑原農産 桑原真吾さん
「苗を作らなくていいので、その分 労力の削減だったり。苗が作れない分 直播にしている。」
初めのころは、種が発芽しないなど苦労もあったそうですが収穫時期をずらせるメリットもあり、年々面積も増やしているということです。
■桑原農産 桑原真吾さん
「新しい技術を取り入れて作業をこなせるようにしないと、農地を守っていくのは難しい。」
桑原さんは2025年秋からJAに出荷せず、100%自己販売に切り替えました。販売は好調ですが、いま頭を悩ませているのが『新米の価格』です。2025年産のコシヒカリは現在5kg 5000~7200円で販売しています。
■桑原農産 桑原真吾さん
「(価格は)去年より下げるか並ぐらいの感じ。2年前・3年前の金額に戻ってきている雰囲気は感じる。」
コメの価格が不安定ななかで、新米の予約開始のタイミングも見極めていると言います。
■桑原農産 桑原真吾さん
「去年・今年はコメの金額が不安定のなかで決めにくい。本当に考えて相談していかないといけない。」