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2025.09.04日本に台風接近中「警報級の大雨」の可能性、雨のピークは?【気象予報士が解説|新潟】

日本に台風接近中「警報級の大雨」の可能性、雨のピークは?【気象予報士が解説|新潟】
5日(金)夕方までの24時間降水量
4日(木)昼ごろから雨雲が湧いて、この時間も雨が強まっているところがあります。最高気温は、三条市で34.2℃まで上がり猛暑日に迫る暑さになりました。そのほかも、3日(水)より気温が上がりほとんどの地点で30℃以上の真夏日になりました。

さて、9月に入り気象庁は春から夏にかけての天候を見直しました。その結果、今年の〝梅雨〟の期間が確定しました。

◆北陸地方の梅雨入り
当初は6月10日ごろ・梅雨明けは7月18日ごろと速報で発表していました。
しかし、気象庁が再検討した結果、梅雨入りは5月22日ごろ・梅雨明けは6月29日ごろに確定し、いづれも統計開始以来最も早い記録になりました。梅雨の期間が例年より早まったため、真夏の到来が早まり結果的に厳しい暑さが長期化することになりました。そして、暑さの厳しい状況は今後しばらく続きそうなため、引き続き熱中症に警戒が必要です。

さて、台風15号が日本列島に接近しています。

◆今後の進路予想
現在、台風は宮崎県沖にあり、九州と四国の一部が強風域に入っています。今後は、四国や近畿に接近・または上陸したあと進路を東に変えて、6日(土)午後には関東沖に抜ける見込みです。
台風の勢力があまり強くないため、県内に暴風が吹くことはなさそうです。ただ、台風がもらたす暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になり、県内でも5日(金)は大雨になるところがありそうです。

◆今後の雨の降り方
4日(木)夜9時時点は、上・中越を中心に所々で雨が降り、局地的にカミナリを伴って激しく降るでしょう。時間を進めると、夜間に雨の範囲が広がり、日付が変わってからは全県的に雨脚が強まるでしょう。

雨のピークは5日(金)の昼前後で、あちらこちらで激しい雨が降りそうです。まとまった雨雲は昼過ぎには東に抜ける見込みですが、上越と中越では夜遅くにかけて雨の降りやすい状態が続くでしょう。

◆5日(金)夕方までの24時間降水量
県内全域いづれも多いところで100mmの予想です。雨雲が停滞したり予想より発達した場合には、警報級の大雨になる可能性があります。5日(金)夕方にかけて、土砂災害や低い土地の浸水・川の増水や氾濫に注意・警戒をしてください。
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