2025.12.15明日は雨強まるところも、次の晴れはいつ?【気象予報士が解説|新潟】
週間予報(新潟市中央区)
15日(月)は冷たい雨や雪が降り、風も強まりました。昨日から風が強く、一時暴風警報の出ていたところがありました。15日(月)の最大瞬間風速は、佐渡市弾崎で30m/s、佐渡市両津で27.1m/sなど台風並みの強い風の吹いたところもありました。
さて、16日(火)はまとまった雨が降りそうです。
◆16日(火)午前9時の予想天気図
日本海が気圧の谷となり次第に前線が発生する見通しで、この前線に伴う雨雲が県内もかかってくる見通しです。
◆16日(火)の天気の移り変わり
朝6時の山沿いは晴れ間もありますが、佐渡や上・中・下越の沿岸部は雲が多くにわか雨のところもありそうです。その後は、沿岸部から雨の範囲が広がり、午後は各地で雨が降るでしょう。とくに、下越と中越では所々で雨脚が強まりそうです。
また、夜遅くになると山沿いでは雪の混じるところがありますが、それまではおおむね雨で経過しそうです。さらに、17日(水)以降も雨の降る日が多くなりそうです。
◆新潟市中央区の週間予報
17日(水)も朝晩を中心に雨が強まるところがあり、18日(木)も所々にわか雨がありそうです。
19日(金)・20日(土)は高気圧に覆われて広く晴れる見込みですが、21日(日)以降はまた雨が降りやすくなりそうです。
向こう一週間で新潟市など平地の雪はない見込みで、山沿いでも雨の降るところが多くなりそうです。それはこの先、暖気が入ってくる見込みです。予想最高気温を見ても平年並みか平年よりも高く、もっともも気温が上がる20日(土)は15℃と11月中旬並みの予想です。
新潟地方気象台は、向こう2週間は平年より気温の高い日が多く、よくに20日(土)ごろからはかなり高くなるとして農作物の管理などに注意を呼びかけています。