2025.06.30明日も暑さおさまらず・・・台風情報にも注意を【気象予報士が解説|新潟】
今週は台風情報に注意が必要
30日(月)は、日差しが強く厳しい暑さになりました。最高気温は、新潟市中央区で33.7℃、長岡市で34.1℃を観測するなど、ほとんどの観測地点で〝真夏日〟に。
UXの調べによりますと、30日(月)の県内で熱中症の疑いで搬送された人は、7人ということです。
7月1日(火)の県内は、不安定な空模様になりそうです。
◆7月1日(火)午前9時の予想天気図
日本付近はゆるやかに高気圧に覆われますが、高気圧の中心は日本から離れたところにあるため、湿った空気が流れこみやすくなるでしょう。このため、県内は大気の状態がやや不安定になり、にわか雨のところがありそうです。
◆7月1日(火)の天気の移り変わり
朝6時は、コンピューターの予想には出ていませんが雨がぱらつくところがあるでしょう。さらに時間を進めると、その後も雲の多い天気が続いて午後にかけて所々でにわか雨があるでしょう。お帰りの時間帯頃までは、急な雨にご注意ください。
一方、夜遅くになると晴れるところが多くなる見込みです。
そして、7月1日(火)も暑さがおさまりません。
◆7月1日(火)の予想最高気温
広い範囲で30℃以上になる見込みです。30日(月)と比べると3℃前後下がるところが多くなりますが、それでも広く〝真夏日〟の予想です。
7月1日(火)もしっかりと熱中症対策をしてお過ごしください。
さて、今週は台風情報に注意が必要です。
◆向こう一週間の予想天気図
7月5日(土)ごろからは、低気圧が「台風のたまご」もしくは「台風」に発達する可能性があります。まだ予報には幅がありますが、台風や台風のたまごは離れた位置にあっても大雨など影響を受けることもあるため、今後の動向に注意が必要です。