2025.11.07村上市でクマが住宅の庭・車庫に約10分とどまる 各地で対策進む【新潟】
クマの目撃増
各地でクマ対策が進められています。三条市のキャンプ場では、オオカミの尿を使った獣除けを設置。村上市では、クマの移動経路となる河川敷の草木を踏み倒し見通しをよくする作業が行われました。
村上市小岩内地区の荒川河川敷。
重機で草木を踏み倒しクマを発見しやすくする作業です。
■羽越河川国道事務所 南健二副所長
「堤防沿いにクマの移動経路があるというところから、堤防ののり尻の草木を踏み倒す作業をしている。安心して暮らせるよう対策が進めばよいと思う。」
村上市によると、今年度のクマの目撃は11月6日までに347件・捕獲されたのは141頭で、2024年の同じ時期と比べ約6倍に増えています。
こちらの民家では-
6日午前8時ごろ、クマが敷地に侵入し庭や車庫などに10分ほどとどまっていたということです。
■住人
「(Q.家の中に入ってきたり?)入ってない。(ドアや窓は)全部閉めてあったから。」
住民は、クマの体長は50cmほどで子グマに見えたと話しています。幸いケガ人はいませんでしたが、6日から外出を控えているということです。
■住人
「子グマがいるということは親グマがいるのかなって思うんですけど。またいつ来るのか怖い。」