村上市の沖合で漁船同士が衝突する事故がありました。双方に乗っていた男性にけがはありませんが一方の船が航行できなくなり、別の漁船が曳航し救助しました。

新潟海上保安部によりますと、28日午前10時半前、村上市の桑川漁港の沖合12km付近の海上で漁船同士が衝突したと新潟漁協山北支所から第九管区海上保安本部に通報がありました。

全長約13m、8.5tの「漁栄丸」と全長約11m、4tの「笹川丸」が、それぞれ航行しながら漁の準備をしていたところ、漁栄丸の左舷に笹川丸の船首が衝突し、それぞれ破損したと言いことです。
船にはそれぞれ男性1人が乗っていましたがけがはありません。

事故後、笹川丸は自力で桑川港に入港し、漁栄丸は駆けつけた別の漁船にえい航されて寝屋漁港に入港しました。
新潟海上保安部が詳しい事故の経緯を調べています。