5日夜、上越市の沖合で漁船が転覆し、乗っていた76歳の男性漁師が死亡しました。

上越海上保安署によりますと5日午後5時ごろ、上越市の柿崎漁港から漁に出た「第三和光丸」が戻らず仲間の船が捜索したところ、漁港から1.5kmほど沖合で転覆しているのが見つかりました。

乗っていたのは上越市柿崎区の男性漁師(76)で、新潟海上保安部の巡視船などが付近を捜索したところ6日朝8時すぎ、現場から3kmほど離れた沖合で心肺停止の状態の男性漁師が見つかり、その後死亡が確認されました。

■地元漁師
「5日の海は”べたなぎ”でとても転覆するような状況ではなかった。」

上越海上保安署は、漁に使う網が船のプロペラにからまった影響で男性が海に転落した可能性があるとみて、詳しい原因を調べています。