2025.07.18県内「梅雨明け」発表 3連休も体温並みの危険な暑さ続く【気象予報士が解説|新潟】
平年より5日早く、去年より13日早い「梅雨明け」
18日(金)は梅雨明けの発表があり、各地で厳しい暑さになりました。18日(金)午後4時までの最高気温は、新潟市秋葉区や上越市安塚などで36℃を超えたほか、所々で猛暑日になりました。
さて、気象庁は18日(金)に新潟県が含まれる北陸地方が『梅雨明け』したとみられると発表しました。平年より5日早く、2024年より13日早い梅雨明けです。まとまった雨が降っていないまま梅雨が明けてしまい、農作物やダムの水不足が心配です。節水を呼びかけている地域もありますが、今後も徹底した水の管理が必要になりそうです。
さて、19日(土)も広く晴れて猛暑が続きそうです。
◆19日(土)午前9時の予想天気図
太平洋高気圧の淵を回って南から暖かく湿った空気が流れこむでしょう。このため、県内は大気の状態がやや不安定でにわか雨のところがありそうです。
その一方で、フェーン現象が起きて各地で猛烈な暑さになるでしょう。
◆19日(土)の天気の移り変わり
朝6時は、各地で強い日差しが照りつけるでしょう。時間を進め、午前中は全県的に晴れて早いペースで気温が上がるでしょう。ただ、午後は山沿いで雲が広がりやすくなり、にわか雨や雷雨のところがありそうです。そして、夜遅くは一部平地でも雨雲が湧くところがありそうですので、空模様の変化にご注意ください。
そして、3連休中は同じような天気が続きそうです。
21日(月)までの天気を見ると、20日(日)と21日(月)も梅雨明け直後らしくおおむね晴れる見込みです。ただ、山沿いを中心に午後はにわか雨や雷雨のところがありそうです。
最高気温は35℃くらいまで上がるところが多く、3連休中は〝猛烈な暑さ〟が続くでしょう。室内でエアコンを使うなどできるだけ涼しい環境で過ごし、こまめな休憩や水分・塩分補給を心がけてください。また、高齢者や乳幼児の体調にも注意が必要です。