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2026.02.10県内では冬に増加・・・用水路に流される事故「ウォータースライダーと同じ」専門家が危険性を指摘【新潟】

県内では冬に増加・・・用水路に流される事故「ウォータースライダーと同じ」専門家が危険性を指摘【新潟】
悲惨な事故を防ぐには・・・
雪を用水路に流すことに対し、専門家が警鐘を鳴らしています。専門家によると、県内では用水路に流される事故が冬場に増えると言います。2月1日に男性2人が死亡した十日町市の用水路で、専門家が危険性を指摘しました。

■白井希咲記者
「幅は1m、当時水深は18cmあり、スコップを入れてみるとスコップが持っていかれそうになるほど水の勢いがあることがわかります。」

十日町市の用水路-
ここでは1月18日、誤って転落した70代の男性が流されました。男性は近所に住む住民に救出され軽傷でしたが、一歩間違えば最悪の事態となっていたかも知れません。

男性を助けた里見翔さん・佐野誠市さん・鈴木祐子さん・樋口正太さんの4人に、十日町警察署から感謝状が渡されました。

■男性を救助した 里見翔さん
「私は家のなかにいて『助けてくれ』という声を2回聞いて、ただごとじゃない声の上げ方だったので部屋着のまま外に飛び出して。」

■男性を救助した 佐野誠市さん
「もう5mいくと国道下の暗渠(あんきょ/地下水路)になって息ができなくなってしまうので、そのくらい(軽傷)で収まったのでよかった。」


十日町市では、2月1日に空き家の雪下ろしをしていた男性2人が用水路に流され死亡しました。その現場で、水難事故に詳しい長岡技術科学大学大学院の斎藤秀俊教授が危険性を指摘します。

■長岡技術科学大学大学院 斎藤秀俊教授
「ご覧の通りに開口というが開いている。近づいたら滑って落ちる危険性がある。」

この用水路は水深15cmほど。それでも流れにあらがうことは出来ないと言います。

■長岡技術科学大学大学院 斎藤秀俊教授
「ウォータースライダーってありますよね。水がちょろっと流れているところを滑るが、ものすごく勢いよく滑っていく、それで止まらない。水がちょっとでも流れているところで尻をつくと、どこでもウォータースライダーと同じ。立って踏ん張っているときは大丈夫。ところが尻をつくとそのまま流されていく。」

死亡した男性2人は、用水路に大量の雪が入り流れが悪くなったことから中に入り、詰りを解消しようとしていたと見られています。悲惨な事故を防ぐには、そのような行為は避けるべきだと指摘します。

■長岡技術科学大学大学院 斎藤秀俊教授
「これくらいの水量で立とうと思えば立てる、でも、一番流されるのは水があまり流れていないところで急に流れる、こういうときが一番危ない。」

斉藤教授は、県内では用水路の事故が冬場に増えるとして注意を呼びかけます。

■長岡技術科学大学大学院 斎藤秀俊教授
「新潟県の用水路事故対策は、全国的に見ても比較的進んでいる。だから夏場の用水路事故は昔と比べ全然少なくなっている。冬場に(除雪作業など)雪に関係する用水路に流される事故は、毎年あるぐらいの話。基本は近づかない、用水路に雪を捨てず(安全対策がされた)流雪溝に捨ててほしい。」
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