2025.11.07県内2地銀が中間決算:第四北越FGは4年連続最高益に【新潟】
群馬銀行との経営統合に向けた協議も順調に進捗
県内2つの地銀が中間決算を発表しました。
第四北越フィナンシャルグループは、4年連続で最高益に。大光銀行も本業にかかる利益は増益となりました。
第四北越フィナンシャルグループの9月期決算は、最終的な儲けを表す純利益は前年の同じ時期と比べ81億円増え228億円と、中間期として4年連続で最高益となりました。市場金利の上昇に伴う利回りの改善などにより、銀行単体での利益が過去最高となったことを要因にあげています。
■第四北越フィナンシャルグループ 殖栗道郎社長
「(第四北越FGの)経営統合・合併の効果はしっかりと表れ、予定以上の成果が出ているということで評価していただけると認識している。」
一方、群馬銀行との経営統合については「統合に向けた協議は順調に進捗している」と話しました。
大光銀行の中間純利益は、前年の同じ時期と比べ2億9000万円減り15億円に。昨年度に一時的な利益があったため減益となりましたが、本業の儲けを示すコア業務純益は30億円で増益となっていて、通年では増益を見込んでいるということです。