2026.04.27県立高校の柔道部員の自殺について 第三者委が『指導死』と認定【新潟】
県内の学校で『指導死』が認定されたのは初めて
県立高校の男子生徒が2024年6月に自殺した問題で、県の第三者委員会は柔道部の監督による過度な指導が自殺の主な契機だったとして『指導死』と認定する報告書をまとめました。県内の学校で『指導死』が認定されたのは、初めてです。
第三者委員会によりますと、当時高校3年生だった男子生徒は2024年6月2日の県総合体育大会の試合で敗退後、監督の教諭から大声での指導を受けました。教諭はその後も部活の練習中に複数回にわたって大声で指導。生徒は6月5日登校せず、夜になって死亡が確認されました。自殺とみられています。
■県いじめ防止対策等に関する委員会 岩渕浩部会長
「生徒の尊厳を踏みにじったり、人格を否定しているのではないかと思われるような言動が一部あったのではないかと考えております。」
第三者委員会は、生徒の自殺について『指導死』と認定。学校では過去にも生徒の自殺事案がありましたが、再発を防げませんでした。また、柔道部は監督の教諭が単独で管理し、外部から監視しにくい『閉鎖的』な状況だったと指摘。「学校と管理職の責任は免れない」としています。
調査報告書を受け取った県教育委員会は-
■県教育委員会 太田勇二教育長
「そういった環境を放任・放置していた学校や管理職・我々の責任もあると受け止めています。」
県教委は、県立高校の部活動について近く緊急の実態調査を実施する方針です。
県は、「こころの相談ダイヤル」で24時間電話相談を受け付けています。
「県こころの相談ダイヤル」
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