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2025.12.15眠らないクマ・・・スキー場近くに出没「人間を70年以上やっていて初めて」観光への影響懸念【新潟】

眠らないクマ・・・スキー場近くに出没「人間を70年以上やっていて初めて」観光への影響懸念【新潟】
南魚沼市が麻酔銃による緊急銃猟を実施し捕獲
眠らないクマ・・・人里への出没はいつまで続くのでしょうか。
13日、南魚沼市のスキー場の近くにクマが出没し、緊急銃猟で捕獲されました。本来、冬眠する時期にもかかわらずクマの出没が後を絶たない状況に、冬の観光への影響が心配されています。

柿の木の上で動く黒い影、体長50cほどのクマです。柿の実を食べているのでしょうか。

■池川泰介記者
「クマはこちらの柿の木に登っているところを発見されました。約4時間居座っていたということです。」

クマは13日、南魚沼市のスキー場『舞子スノーリゾート』の近くにある食堂の敷地内で発見されました。

■南魚沼市の担当者
「朝9時半ごろから柿の木の上に子グマ1頭があらわれ、動けずにしばらくとどまっていた。」

近くには宿泊施設や民家もあり、人に危害が及ぶ可能性があることから約4時間後、南魚沼市が麻酔銃による緊急銃猟を実施し捕獲しました。スキー場はまだオープンしておらず、ケガ人もいません。

■宿泊施設オーナー(通報者)
「ここ2~3日でクマが騒いでいた。隣の家の庭で子グマが走っていた。目撃情報は年々増えている。」

スキー場やホテルなどが多く立ち並び、冬の観光スポットとして知られる地域。観光関係者はこの時期のクマ出没に困惑しています。

■宿泊施設経営者(通報者)
「(Q.雪が積もる時期にクマが出るのは?)めずらしい。大概冬眠すると思っていた。」
■飲食店オーナー
「冬にクマが出るのは人間を70年以上やっているが初めて。」

眠らないクマの出没が、冬の観光地に不安の影を落としています。

■飲食店オーナー
「お客さんに万が一のことがあるとまずい。」
■宿泊施設オーナー
「予約していた人もキャンセルする不安もちょっとある。冬眠の時期なので、早くクマ騒ぎが静まってほしい。」

県内では、12月に入ってもクマの目撃が相次いでいて、県は【クマ出没特別警報】を2026年1月末まで延長して警戒を呼びかけています。
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