2025.10.28緊急のクマ対策 通り道とみられる全長2kmの草木を踏み倒しクマを早期に発見【新潟】
人身被害が増える中緊急対策
県内でクマによる人身被害が増える中、関川村で緊急のクマ対策が進められています。関川村にある荒川の河川敷ではバックホウを使ったクマ対策が始まりました。
エサを探し山から下りてくるクマの通り道とみられる全長2kmの草木を踏み倒しました。
見通しをよくすることで、クマを早期に発見し民家に近づかないようにすることが狙いです。関川村によるとクマの目撃は昨年度に比べ3倍近い50件となっていて、今月は29件の目撃がありました。
■関川村農林課冨樫吉栄課長
「今年は山のブナの実が凶作ということで例年に比べクマの出没が多く、人家への被害が全国的にも多く見られるので(被害を)防ぎたいと思い実施した」
草木を踏み倒す作業は3日間にわたり実施される予定です。