新潟の自民党も総理の退陣を求めて声をあげました。自民党県連は25日、参院選での大敗を受けて党本部に対し、石破総理の退陣を求める申し入れを行いました。県内の党員からも異論は出なかったということです。

25日午前、県議会に集まった自民党県連の三役。

■自民党県連 岩村良一幹事長
「衆参含めて選挙で大敗したので、県議・市議・党支部からもそういう(総理退陣)意見を頂戴していることを踏まえて、地方の意見として退陣要求することを決めた。」

参院選で与党過半数割れに追い込まれ、党内のベテラン議員や各都道府県連からも総理の辞任を求める声が上がっています。新潟選挙区でも中村真衣さんを擁立しましたが、約1万票差で惜敗。申し入れ書には「開かれた党の再生のために退陣を要望する」と記しました。

■自民党県連 岩村良一幹事長
「全体的な党本部の運営のあり方、経済対策を含めて政策が国民の心に届いたか、メッセージが届いて響いたのか、地方の県連組織として全国同様に考えている。」

申し入れは午後に郵送で党本部に発送。県連内に、退陣要求への異論は無いということです。