2025.10.14自衛隊機「車輪を出す操作が実施されず」滑走路逸脱は人的要因と推定【新潟】
航空自衛隊は「人的要因と推定される」と発表
9月、新潟空港で発生した航空自衛隊の救難捜索機が着陸時に滑走路から逸脱した事故について、航空自衛隊は「人的要因と推定される」と発表しました。
■森田雄博航空幕僚長
「新潟空港並びに周辺住民の皆様にご心配をおかけしたこと、航空会社およびその利用者に多大なるご迷惑おけかしましたことを深くおわび申し上げます。」
9月19日、訓練飛行を終え新潟空港に着陸しようとしていた航空自衛隊の救難捜索機が滑走路から逸脱しました。このトラブルにより滑走路が約5時間に渡り閉鎖し、欠航が相次ぎました。
航空自衛隊は現在も調査中としながらも、搭乗員への聞き取りや機体やボイスレコーダーの確認などで事故時、車輪を出す操作が実施されていなかったことが分かったということです。
■森田雄博航空幕僚長
「今回の滑走路逸脱は人的な要因により、車輪を出さないまま着陸したことに起因すると推定している。」
また、事故後見合わせていた訓練について操縦者への基本事項の徹底や機体の特別点検を実施し、飛行の安全が確保されたとして14日から再開すると発表しました。