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2026.02.18花角知事「自らの手で執行したい」県新年度予算案は1兆1698億円 注目は【新潟】

花角知事「自らの手で執行したい」県新年度予算案は1兆1698億円 注目は【新潟】
物価高対策、人口減少、稼ぐ力の強化など
3選出馬を表明した知事は、新年度の予算について「自らの手で執行したい」と強調しました。その新年度予算案の中身を見ていきましょう。

■花角英世知事
「足元の物価高騰で非常に困難な状況に陥っている生活者や事業者への支援、さらにはサービスなり事業の持続可能性を高めていくための支援と同時に、稼ぐ力を強化する。そこに向けての取り組みを支援するという、それらに必要な事業をバランスよく盛り込むことができた予算だと評価。」

県の新年度一般会計当初予算案は、総額1兆1698億円。今年度と比べ241億円の増額です(※今年度に借金返済にかかる予算含まず比較)。一体で編成する今年度2月補正予算などと合わせると1兆2667億円となります。

歳入では、県税など自主財源の割合が54.6%。国が物価高対策として交付する『重点支援地方交付金』は122億円増額され、191億円です。

予算案の柱のひとつが『物価高や人口減少への対応』です。
生活者に向けては『新潟県版GoToトラベル&GoToEat事業』と題し、県民を対象とした宿泊料金や飲食店利用の割引を実施します(30.5億円)。また、LPガスなどの利用や省エネ設備の導入する企業への支援(計118.1億円)や、燃料費高騰の影響を受けるバス・鉄道事業者に対しての支援を拡充(計20億円)します。


知事が「最も深刻な問題」と位置づけるのが〝人口減少〟です。
結婚や出産の支援や放課後児童クラブへの補助などこれまでの取り組みに目立った成果は出ておらず、人口の流出を示す『転出超過』は去年6379人。転出が超過した全国40道府県の中でワースト4位です。

県が若者を対象に実施した意識調査では、県外に出る若い女性の傾向として、『就職』による転出に加え『地域の閉塞感』など地元への意識に関する理由が転出要因として目立ちました。

■花角英世知事
「色々やっていますと、(これまでの取り組みの)効果として出てくるとしても時間がかかると思う。」

県が1月に開催した人口減少問題について意見を聞く『若者座談会』でも、若者の率直な意見が聞かれました。

■参加者
「新潟で結婚して新潟に骨を埋めるという気はない。率直にいうと雪が嫌すぎて。」

■参加者
「知らない会社が運営している知らない婚活パーティーが怖い。公的な団体が開催してほしい。」

これについて、新年度の予算では『きめ細やかな支援』を強調します。結婚や子育てに対するイメージ向上のためとして、『出会いの一歩・縁結び応援プロジェクト』と題し、合計1億1000万円を計上。県が運営する婚活マッチングシステム『ハートマッチにいがた』の入会登録料を無料化するほか、企業と連携して大学生が働く子育て家庭の育児や仕事の現場へのインターンを行う『こむすびインターン』などを実施します。

■花角英世知事
「魅力ある職場作りが社会減の解消のためにひとつの大事な要素。」


知事がもうひとつの柱として強調したのが〝稼ぐ力の強化〟です。
新しい市場や付加価値の高い事業に挑戦し、賃上げや成長に前向きに取り組む中小企業に対しての支援に6億3000万円を計上します。

■花角英世知事
「まさにやる気がある挑戦しようと伸びていこうという人たち・前に進もうという人たちをしっかり後押しすることで、地域の活性化が図られる。地域の稼ぐ力が強化されていくと思う。」

このほか、ものづくり産地が異業種と連携して商品開発や販路拡大に取り組むことへの支援(2600万円)や、県内企業とAI開発者とのマッチングやAIを活用した技術開発の支援にも予算をつけます(約2億円)。

喫緊(きっきん)の課題である『地域医療体制の確保』に向けては、病院経営の改善に関するセミナーの開催や伴走型支援として経営コンサルティングの活用費用の補助など実施(約4億円)。佐渡総合病院が重症患者の生体情報を新潟大学医歯学総合病院と共有し、助言をもらう遠隔医療のモデル事業を行います(4400万円)。

原発関連では、東京電力から拠出される概ね10年で1000億円程度の資金を前提に、来年度100億円の基金を創設。原発から30km圏内の指定避難所の整備事業や、原発から六方向にのびる避難路の除排雪体制の強化にあてる方針です。

予算案を審議する県議会2月定例会は、来週24日(火)に開会します。
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