2025.09.30見つけても触らないで!毒性の外来種「ヒアリ」県内で初確認、新潟東港で捕獲【新潟】
【要緊急対処特定外来生物】に指定されているヒアリ
県内で初めて『ヒアリ』が確認されました。県は、新潟市北区の新潟東港で捕獲したアリを調べたところ、強い毒性を持つ外来種の『ヒアリ』だったと発表しました。
県によると、環境省が新潟東港の西ふ頭で26日に実施した定例調査で『ヒアリ』と疑われる約20匹のアリを捕獲。調べたところ29日『ヒアリ』と確認しました。
環境省などによると『ヒアリ』は南米原産で、日本では2017年に初めて確認しました。赤っぽくツヤのある体が特徴で、大きさは2.5mm~6.5mmまでと様々です。コンテナ船などに紛れ込んで侵入するとされ、今回の新潟での事例を含めヒアリを確認したのはこれで20都道府県に達しました。
ヒアリは【要緊急対処特定外来生物】に指定されていて、人が刺されるとヤケドのような強い痛みが生じるほか、アレルギー反応によって死に至る場合もあるといいます。このため、県はヒアリを見つけても決して触らないよう呼びかけています。