2025.11.26覚せい剤を密輸した罪 中国籍の男に懲役18年・罰金500万円求刑【新潟】
初公判で李被告は起訴内容を否認
覚せい剤を密輸した罪などに問われている中国籍の男の裁判員裁判が新潟地裁で開かれ、検察は懲役18年・罰金500万円を求刑しました。
起訴状などによりますと、中国籍の李雨杭被告は2023年に何者かと共謀し、ミャンマーから国際郵便などで覚せい剤約5.4kgを密輸した罪などに問われています。初公判で李被告は起訴内容を否認していました。
26日の公判で、検察側は「組織的な犯行で、日本での受け取りや取りまとめなど重要かつ不可欠な役割を果たした」などとして懲役18年・罰金500万円を求刑しました。一方、弁護側は覚せい剤取締法違反について無罪を主張しています。
判決は、12月5日に言い渡されます。