家庭教師のトライなどを運営する会社が「水俣病は遺伝する」と誤った内容を教材としていた問題で、トライの社員が胎児性水俣病患者の古山知恵子さんと面会しました。

古山さんと面会したのは、トライグループの執行役員と教材制作の担当者たちです。

■トライグループ 阿部正純さん
「深くお詫び申し上げます。」

■胎児性水俣病患者 古山知恵子さん(代読：萩野直路さん)
「こうしたことは2度起こしてはならない、起こしてほしくないのです。そのために子どもたちにも正確に伝えてほしいのです。」

■トライグループ 阿部正純さん
「古山様の話も踏まえて、今後の教材制作においてはそういったことも留意して進めて参りたいと思っております。」

トライグループは、10～11月ごろに適切な内容の教材を制作するとしています。