2025.12.02課題だった通信状況を大幅に改善、路線バスにAIカメラ搭載し乗降情報をデータ化する実証実験【新潟】
バスの入口に設置された『AIカメラ』
新潟市で、路線バスにAIカメラを搭載し、顔認識による乗降情報をデータ化する実証実験が始まりました。
バスの入口に設置された『AIカメラ』。実証実験は、電子決済サービスを全国展開する企業が新潟市の補助金を活用し実施するものです。顔認識により取得した乗降データを活用し、人手不足に悩むバス会社の業務の効率化などを図るとともに、立ち止まらずに料金の支払いが完了するウォークスルーの実現を目指します。
新潟市では3度目の実験で、2024年に課題となった走行時の通信状況を大幅に改善しました。
■トランザクション・メディア・ネットワークス 今度祥一さん
「行先や時刻・運賃が気になる方が多いと思うが、それがすべて顔認証の技術を使って楽にストレスなく乗れるサービスにしていきたい。」
実証実験は12月21日まで行われ、9日以降はカメラの近くにタブレット端末を設置し顔認識の精度を高める実験を重ねていく予定です。