27日、新潟県魚沼市の越後駒ケ岳でロッククライミングをしていた2人組が滑落しました。このうち1人は28日朝、新潟県警のヘリコプターに救助されましたが、もう1人の行方は分かっていません。

27日午後4時半ごろ、越後駒ケ岳でロッククライミングをしていた埼玉県の20代男性から「仲間が落ちて姿が見えない」と警察に通報がありました。この男性は東京都の52歳の男性会社員と一緒に滑落しましたが、途中で引っかかって止まったということです。県警ヘリコプターが出動し、斜面にいる20代男性を発見しましたが、日没のため助け出すことができず、翌28日早朝から救出活動を再開。午前8時すぎにヘリコプターが斜面から吊り上げて救出しました。

救出された20代男性にけがはなく、会話もできる状態ということです。一方、52歳の男性会社員は見つかっておらず、捜索が続いています。

（追記）行方が分からない男性の年齢は当初「40代」と発表されましたが、28日午後に52歳と訂正されましたので修正しました